【3分でわかる】骨壷の大きさが違う関東と関西のお骨上げの違い

骨壷

納骨の際によくある話なのですが『骨壷が大きくて入らない』という問題です。
特に関東などから関西にお骨を持って来られる場合によくあるのですが、実は関東は骨壷が関西より大きいんです。

今回はそんな地域でのお骨上げの違いについて解説していきます。

なぜ、関東と関西で骨壷の大きさが違うのか?

骨壷の大きさが違うというのは、根本的に骨壷に収めるお骨の量が関東と関西で違います。
しかし、関東でも関西でもお骨上げは『全骨』。
では、どこが違うのか?

関東ではお骨をすべて拾い上げる

関東では、職員の方がサポートをしてくれ、職員の指示により体のそれぞれのパーツ毎にお骨を骨壷に収めます。
もともと全部収骨するので骨壷も大きいものが用意され、最後にお骨の粉まで職員の方が集めて骨壷に収めて完了です。

関西はそれぞれの一部分飲み拾い上げる

関西では、体のパーツそれぞれの一部分のみ拾い上げ骨壷に収めます。
そして、最後は頭蓋骨、喉仏と収めて完了となるので台車の上にはほとんどお骨が残った状態でお骨上げは完了隣ます。
残ったお骨は寺院が供養し決められた場所へ埋葬します。

なぜ地域で違うのか?

諸説ありますが、一説では明治8年。
明治6年に火葬禁止令を出したものの、この頃都市部では土葬用の墓地の不足が深刻になり明治8年に撤廃となり火葬が再開されました。

その時に火葬した遺骨はすべて持ち帰るようにと政府から通達があったのです。
明治政府のお膝元である東京ではその通達をしっかりと守り、関西では墓地の敷地内やその近隣に火葬場があったため、火葬後すぐに納骨をしていました。
そのため関西では持ち帰る用の骨壷は不要で、信仰している宗派のお寺の本山への納骨ように少し持ち帰るくらいだったので骨壷が小さいのです。

まとめ:違う地域へ納骨する場合は骨壷のサイズを事前に確認

関東で亡くなられて関西へ納骨する場合や、関東のお墓を墓じまいしてそのお骨を関西へ納骨する場合といったケースでは特に骨壷のサイズに注意してください。
もし、大きくて入らない場合は仏壇屋などで小さめの骨壷を用意して入れ替えるか、地域によっては『土に還す』という意味で”さらし”で作った骨袋で納骨する場合もあるのでその場合は心配ありません。

地域によって様々なルールや風習があるのでお住いの地域以外への納骨の際は前もって確認しておきましょう。